薬剤師の職種

薬剤師のキャリアアップに!国際共同治験のお仕事

国際共同治験とは、日本・アメリカ・ヨーロッパや世界各地で同時に実施する治験のことです。

これまで国内だけで完結していた治験を全国統一で行う事で、新薬を世界に同時に販売できるようにしましょう。というプロジェクトです。

薬剤師資格が活かせるお仕事なので、英語力を活かして働きたい方におすすめです。

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国際共同治験のメリット

国際共同治験に参加する事で医薬機関にとって次の様なメリットがあります。

  • 世界で同時に開発・申請・承認が可能になる
  • 一国あたりの症例数が少なくなり短期間で治験が終了できる
  • 様々な人種のデータを集めることができる
  • 全体の症例数が多いため発生頻度の低い副作用を発見しやすい
  • 全体の症例数が多いためデータの信頼性が高まる

国際共同治験プロジェクトの主な仕事内容

国際共同治験のお仕事は主に下記の機関の臨床開発部門で行われています。

  • CRO(受託臨床試験機関)
  • 製薬会社

仕事を主に担当するのはCRA(臨床開発モニター)と呼ばれる職種です。
CRAのお仕事は下記の内容となります。

  • 臨床試験がプロトコール通りに進行しているのかを監査
  • 臨床試験で得たデータの解析
  • 医療機関に直接訪問し、臨床試験が実施計画書や薬事法に従って適切に実施されているかどうかを確認
  • 臨床試験の進捗状況を調べ、調査票の記入依頼・回収・精査

国際共同治験として扱う事ができるように、これらの仕事をプロトコールをはじめ文書・メール等は全て英語で対応する必要があります。
 
 
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国際共同治験の今後の課題

今まで国内では電子カルテの整備や言語の違いなど、国際共同治験に参加するための障害があり、ほとんど実施されてきませんでした。

最近では厚生労働省がガイドラインを作成するなど、国際共同治験の実施を推進していることもあり、国内でも国際共同治験の実施件数が増えています。

しかし、世界規模での情報の管理が必要となる国際共同治験は課題が山積みです。
日本で常識的に通じていることが、海外では通じないというが往々にしてあるので、各国の相互理解の重要性が問われています。

国際共同治験で培われるスキル

国際共同治験の経験があれば、世界で通用する高度なスキルを持ち合わせていると見なされます。
英語能力をはじめとし次のような能力を今後はアピールポイントとして転職やキャリアアップに役立てる事が出来ます。

  • 英語能力
  • 問題解決能力
  • 論理的な説明力
  • コミュニケーション能力
  • 医薬的専門知識
  • チームワーク
  • タイムマネジメント
  • 折衝能力
  • 戦略的思考力
  • 周囲との関係構築力

このようなスキルがあれば、国内のみならず海外を拠点とする企業での活躍のも期待できます。
また、国際共同治験の経験を活かしマネジメントをする立場へキャリアチェンジする事で年収も大台を望める事となりえます。

 

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