セキュリティ意識の高い薬剤師の転職支援サービス

転職支援サービスを利用する際に、どうしても必要となるのが薬剤師本人の個人情報です。

転職活動では、個人情報や学歴や職務経歴などの重要な個人情報を提供しなければならないため、転職支援サービス選びは慎重に行わなければいけません。

どんなに便利なサービスを提供している会社であっても、セキュリティが甘く個人情報がずさんに管理されているような会社は絶対に避けるべきです。

ここでは、安心して個人情報を預ける事ができるセキュリティ意識の高い転職支援サービスの見分け方についてご紹介致します。

大手企業・一部上場企業を選ぶ

大手企業や上場企業は社会的な信頼を維持するための強い責任があります。
そのためコンプライアンスを厳格に意識し、不正行為防止のためセキュリティに徹底的に力を入れています。

また、企業規模により機密情報や顧客情報が漏洩した場合のセキュリティ対策に違いがあるとされています。

中小企業の7割は、情報管理の重要性は認識しているものの、情報管理に関する厳格な整備はなされていないという調査結果も出ています。

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Pマーク取得企業を選ぶ

Pマークとは「プライバシーマーク制度」の略語です。

個人情報を適切に取り扱っている組織を一定の基準で認定し、プライバシーマークの使用を許諾する制度です。

プライバシーマークの有効期限は2年間で、2年毎に審査のうえ更新します。
Pマーク取得には、情報管理や運用ルールなど数々の煩雑な取りまとめをする必要があり、費用もかかります。

そのため、Pマークを所得している企業は個人情報保護意識が高く、セキュリティの強い企業といえます。

公式HPに個人情報保護管理方針を明示している

求職者が求人情報を探す際に、転職支援サービスサイトを利用します。
その際に個人情報保護方針についての意志表示やルール規定などを明示している必要があります。

エントリーフォームにSSL対応フォームを利用している

求職者が個人情報やレジュメデータをエントリーフォームから送信するのは必須となります。
WEB経由で情報を送信する場合、それらの情報が厳重にセキュリティで守られる必要があります。

使用されているフォームが、SSL対応のエントリーフォームであれば、ウェブサイトで入力する個人情報やクレジットカード情報などを暗号化し、安全な送受信が可能となるため、メールフォームではなく、SSL暗号化通信対応のフォームを利用している企業はそうでない企業より、セキュリティ意識が高いです。

※SSLフォームの確認方法・・フォームページのURLが「https://~」のようにhttpに小文字の「s」がついているかどうかで確認できます。

エージェントや経営者のプロフィールが公開されている

転職支援サービスのエージェント(担当スタッフ)は、求職者の過去や未来についてのキャリアについて念入りにヒアリングします。

求職者が自分の個人情報を提示するのはあたりまえの事かもしれませんが、たとえエージェントがサポートする立場であっても、本当に信頼できる相手なのかが分からなければ安心してサービスを利用する事ができません。

転職支援サービス側はそのような求職者の不安を少しでも払拭できるように工夫し、重要な個人情報を預かっている立場であると意識しなければいけません。

それらを踏まえ、エージェントのプロフィールなどの情報をWEBページにあらかじめ公開するなどの工夫がなされてるかどうかは信頼できるポイントといえます。

まとめ

上記にあげたセキュリティ基準を全て満たした転職支援サービスはファルメイトが代表的です。

インターネット上で情報のやりとりが一般化された現代では、個人情報のセキュリティを厳守するというのは企業においてはもはや当たり前の事です。しかし、セキュリティ意識の低い会社がまだまだ存在するのも事実です。

できる限り信頼性の高い企業に転職支援をしてもらう事が、情報漏えいという高いリスクを回避するための近道であるといえます。安全安心を優先する事は長い目で見ても転職に成功したといえるでしょう。