お悩み相談Q&A

管理薬剤師に残業代が出ないのはおかしくないですか?【法律相談】

私は管理薬剤師です。
管理薬剤師手当てはもらいますが残業代は出ません。管理薬剤師は薬剤師よりも責任が重くなるにも関わらず、残業代が出ずに手取り額が減ってしまいます。
手当てをもらうよりも残業代をもらう方がはるかに稼げます。責任が重くなるだけで給料が減るのはおかしいと思いませんか?管理薬剤師になったからといって残業代が出ないのは労働法に違反しているのではないでしょうか?
どうも腑に落ちないので、このあたりについて教えて下さい。

労働基準法に違反している

労働基準法では1週間40時間、1日8時間以上(法定労働時間)労働者を働かせた場合は残業代を支払わなければならないと定められています。

 

なので、経営者(使用者)は労働者に対して法定労働時間を超えて残業をさせたにも関わらず残業代を支払わなければ、労働基準法に違反していると言うことになります。

 

原則として残業代は労働者に支払わなければなりません。

 

管理薬剤師が管理監督者といえるのかどうか

管理薬剤師が残業代をもらっていない場合というのは、労働基準法に定められる「管理監督者」にあたる場合になります。

 

この「管理監督者」の定義とは、労働条件の決定その他、労働管理について「経営者と一体的立場にある者」とされ、名称にとらわれず実態に即して判断すべきであるとされています。

 

「管理監督者」と言えるのかどうかの具体的な判断要素としては

 

1.職務内容、権限、責任
2.出退社などの自由度
3.その地位にふさわしい処遇

 

と言われています。

 

つまり、薬剤師の頭に「管理」と役職名がついているからといって、この「管理監督者」と同じ扱いをされるかどうかは別問題という事になります。

 

また、管理薬剤師手当てがあるというだけで経営者と一体的な地位にあるとは言えないですから、「管理監督者」であるという理由にはなりません。

 

このように、一般的な管理薬剤師が「管理監督者」の要件を満たすことは多くないと考えられます。

 

管理薬剤師に残業代を支払わない根拠は?

管理薬剤師に残業代を支払わない根拠として、管理薬剤師手当ての中に残業代も含まれているという主張があるとします。

 

しかし、その手当ての実質が何の対価であるかというのが重要です。

 

管理薬剤師の手当てというのは通常、保健衛生上の管理を行うために支払われる対価ですから、手当ての中に残業代を含めるというのは認められません

 

つまり手当ては手当て、残業代は残業代です。

 

したがって、管理薬剤師であるという理由だけで残業代を支払ってもらえないというのは労働基準法違反と言えます。

 

経営者に対して残業代不払いを請求する事が可能です。

 

残業代不払いを請求する勇気が出ない

管理薬剤師に残業代が出ない職場は、ブラック以外の何物でもありません。

 

だからといって、経営者へ対し抗議するのも憚れますし、正当なお給料を支払ってくれる企業を探すのも一苦労です。

 

そんな時は、管理薬剤師でも残業がゼロ、または残業が10時間以下の職場に思い切って転職した方が早いです。

 

マイナビ薬剤師なら、管理薬剤師で残業がゼロの求人が数多くあります。登録すると、公開されていない求人も沢山紹介してもらえます。

 

kanriyakuzaishi7 kanriyakuzaishi1 kanriyakuzaishi2 kanriyakuzaishi3 kanriyakuzaishi5 kanriyakuzaishi6

管理薬剤師の転職ならマイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師 ⇒ 一人あたりの平均紹介求人数が22.8件と非常に高い

薬剤師転職サイトランキング,マイナビ薬剤師

おすすめ度:★★★★★
大手マイナビグループが運営する薬剤師専門の転職支援サービスです。
グループ全体の知名度と営業力を柱とした求人数が豊富です。マイナビ薬剤師の強みは一人あたりの平均求人紹介数が22.8件と、紹介してくれる求人数の多さが信頼の証です。