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薬剤師の転職

すぐ辞める?薬剤師が転職活動で失敗した体験談

有田さん(宮城県/27歳/女性)のお悩み

2社目の勤続年数が短い人の割合が多いと聞きましたが、そのような傾向は本当にあるのでしょうか?

せっかく転職したのになぜすぐに辞める人が多いのでしょうか?1回の転職で長く勤める事のできる会社選びのポイントなど教えていただけますか?

自分の中の本当の満足要素を把握していますか?

殆どの人が、はじめて転職をする時に1社目の不満を解消するためだけの会社選びをしてしまっているのが現状です。

そのためもし次の転職先が「マシ」になったとしても、今度は本当の満足度を求めて転職する人が多いのです。

そう聞くと、要領の良い人材はトントンと転職をかなえているようでなんだかズルいなと思えると思います。

しかし、不満を解消したはずなのになぜ満足いく転職が出来なかったのでしょうか?

不満を解消するためだけの会社選びをしてしまえば、結局はマイナスからゼロになるだけだからですよね。

また、ゼロになるだけでなく他の要素でマイナスが出る可能性だってあります。

本人は満足するためにリスクを背負って転職をしたのに、再び満足できないと嘆くのです。

この失敗は、自分と向き合い本当に満足する要素が何かを見出せなかった結果であるといえます。

下記は1社目の不満を解消するためだけの会社選びをしてしまった方の体験談です。

吉川さん(宮城県/30歳/男性)の体験談

薬剤師だった私は、製薬メーカーの子会社で開発をしていました。ですが、成果を出しているにも関わらず評価されず給料がまったくあがりませんでした。それが不満に思ったため転職を決意しました。

次に勤めた会社では、評価を認められて年収があがり納得いくお給料を支払ってもらいました。しかし、給料に見合うだけの結果を常に出し続けなくてはならない環境のため、いつリストラに合うのかと恐怖を感じながら仕事をするようになってしまいました。

しかも、同僚は仕事が終わっても趣味の延長で勉強するような努力家ばかりで、いつ抜かされるかとヒヤヒヤする毎日で気が抜けません。

正直、自分は仕事は仕事と割り切っているため熱心にするタイプではないんですよね。得意ではあるのですが、好きかどうかはっきりわかりません。

技術職で実力があれば高給なのが当たり前だと思っていましたが、この年収をキープするために常に知識や技術を高水準に保っていなければならないため、自分にはそれをこの先も続けていく自信がなくなりました

次の転職では、年収はそこそこで満足感ややりがいなどを条件にキャリアアップしようと考えています。


高田さん(高知県/29歳/男性)の体験談

僕が以前勤めていた会社は、残業が多すぎてプライベートがおろそかになってしまった事に不満を持ち退社しました。

転職活動は慎重にすすめた方で、転職エージェントとじっくり話し合ったり、転職先の実態をリサーチして残業がない仕事を選びました。

2社目では悩みだった残業もほとんどなく、プライベートを充実させる事ができました。ですが、半年ほどたった頃に仕事がつまらな過ぎるようになってきました。満足できない物足りなさを感じる毎日でした。

最初のうちはお金をもらえるならいいかと考えていましたが、のちに「この程度の仕事内容でスキルがどんどん衰えていく」と不安を覚えるようになりました。

結局自分は残業が嫌だったのではなく、自分の時間を削ってまで仕事をする事に疑問をもっていただけで、最低限自分の時間が確保できるのであれば、多少仕事が大変であっても問題ではないのだと思いました。

もう一度転職活動をし、現在はまずまずの環境に身を置くことが出来ています。慎重に転職活動をしたつもりだったんですが、会社選びに慎重になりすぎて自分を分析する事をしていなかったんですよね。

初めからもっと自分の心を見つめていれば転職経歴も増える事はなかったのかなと思います。

まあ、30歳になるまでに経験ができたので結果的に良かったのかもしれませんけどね。

自分の中の満足要素に優先順位をつける

体験談のようないきさつがあり、2社目の勤続年数が短くなる人が多いようです。

こちらの2人のように2社目で自分の満足要素をしっかり見つめる事ができた方はまだいい方で、4社5社と渡り歩くようになってしまう人も中にはいます。

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労働者の全体的な傾向から見ると、勤続時間、安全保障、給与、賞与は不満要素にはなりますが満足要素にはならない場合が多いそうです。

不満要素とは別問題として、どんな会社でどんな仕事をしたら自分は喜ぶのか?という部分に優先順位をつけてしっかり固めて転職活動を行うようにしてください。

それに沿った転職活動ができれば、1度の転職で長く勤められる会社を見つける事ができるでしょう。

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